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契約・法律文書

 

契約・法律文書

翻訳プラスは「契約書翻訳(売買契約、知的財産権、代理店契約等)、会社定款、株主総会議事録、M&A、就業規則」などの海外版制作を得意としています。

これまでに20年以上にわたり、多数の契約書や公文書の案件を納め、豊富な実績とノウハウを蓄積しています。同時に、これまで膨大な「翻訳メモリ」(翻訳のデータベース)を構築し保守してきました。

もちろんこのメモリは、お客様固有の知的財産にあたり、他に転用することはありません。重要なのは、どのような内容であっても、適切に「翻訳メモリ」を構築するスキルにあると考えています。

このスキルを持ち、多くの実績とノウハウを有する「翻訳プラス」は、お客様の翻訳に関するどのようなニーズにもお応えします。

契約・法律文書における
ローカライズの注意点

「契約・法律文書・その他公文書」のローカライズにおける注意点は、内容の正確さだけでなく、法的・文化的な側面にも深く配慮する必要があります。以下に主要な注意点を挙げます。

1. 法的な正確性

現地の法律に準拠した翻訳が不可欠です。

原文にある法律用語や表現が、ローカライズ先の法体系において正しく理解されるよう翻訳する必要があります。

異なる国では同じ言葉が異なる意味を持つ場合があり、それが誤解やトラブルを引き起こすこともあるため、現地の法律に精通した専門家による確認や監修などが重要です。

2. 用語の統一と一貫性

法律文書では専門用語や定義の一貫性が特に重要です。

同じ用語が文書内で常に一貫して使用されていることを確認する必要があります。

また、現地の法律用語に適切に対応させるため、法的なニュアンスをしっかり反映した翻訳が求められます。

3. 文化的な違いの考慮

法律や契約に関連する文化的な慣習や法的慣行を考慮する必要があります。

例えば、契約書における署名や捺印の扱い、法律文書の形式や構成、また交渉文化の違い(どこまでが柔軟性を持つのか)など、文化的な要素が法的文書の解釈に影響を与えることがあります。

4. フォーマットとスタイル

法律文書には通常、特定の形式やフォーマットが要求されます。

契約書のレイアウトや構成、目次の作成、ページ番号や項目の番号付けなども、ローカライズ先の法的規範や慣例に従う必要があります。

5. 誤訳のリスク回避

法律文書のローカライズでは、誤訳が重大な法的リスクを伴う可能性があるため、原文と翻訳文を照らし合わせて慎重に確認する必要があります。

誤解を避けるため、原文の意図を忠実に反映することが重要です。また、疑問点がある場合は、原文の作成者や法律専門家に確認することが推奨されます。

7. 現地法との整合性

文書が適用される国や地域の法規と整合しているかどうかを確認する必要があります。

特に、データ保護法(GDPRなど)や労働法など、地域ごとの法令に対する対応が求められます。

6. 契約の強制力と法的効力

各国での契約の強制力や法的効力に関するルールが異なるため、これを考慮する必要があります。

たとえば、ある国では口頭契約が有効でも、別の国では書面が必須となる場合があります。

これらの違いを正しく理解し、適切な表現にローカライズすることが求められます。

8. 翻訳の正確さと簡潔さのバランス

法的な文書は正確さが最優先ですが、同時に簡潔で明確であることも求められます。

冗長な表現や曖昧な言い回しは避け、必要に応じて専門的な法的翻訳者に依頼することが望ましいです。

まとめ

以上の点を踏まえて、契約書や法律文書のローカライズに取り組む際には、細心の注意を払い、正確性と法的な適合性を確保することが最も重要であると言えます。

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