スライド画面とナレーション原稿の訳し分け、制度用語統一
大手企業 様の社内人事制度周知eラーニング教材を、日本語から英語へ翻訳しました。
今回の案件では、PowerPointで作成されたスライド画面の英語化に加え、ナレーション原稿の英語翻訳にも対応しました。
そのふたつは明確に、翻訳のアプローチが異なります。
すなわち、スライド画面では短く、見やすく、一覧しやすい英語に。
ナレーション原稿では、耳で聞いたときに自然で理解しやすい英語になるよう、用途に応じて訳し分けました。
また、社内人事制度に関する確定用語や、「自律的なキャリア形成」などの頻出表現は、用語辞書に登録します。
それから、翻訳メモリを活用しながら教材全体で表現を統一しました。
原文量は日本語で約24,000文字。翻訳開始からPowerPoint上での校正提出まで、約2週間でのご対応となりました。
費用は、翻訳、用語整理、PowerPoint確認を含めて約46万円(税別)です。
以下、具体的に気を付けたおもに3つの工夫についてご紹介したいと思います。
工夫 1. 社内制度を正確に伝えるための用語統一
社内人事制度の翻訳では、制度名や人事関連用語の訳し方を揃えることが重要です。
同じ制度や考え方を説明しているにもかかわらず、資料内で異なる英語表現が使われると、受講者が混乱する可能性があります。
そこで今回は、制度名、対象者区分、勤務制度、キャリア形成に関する表現などを整理し、用語辞書に登録しながら翻訳を進めました。
翻訳メモリも活用することで、同じ表現や類似表現が出てきた際に、過去の訳文を参照しながら、教材全体で表現のばらつきを抑えました。
工夫 2. スライド画面とナレーション原稿を訳し分け
eラーニング教材では、画面に表示する英語と、音声で読み上げる英語に、それぞれ異なる役割があります。
PowerPointのスライド画面では、受講者が一目で内容を把握できるよう、短く簡潔な英語が求められます。
特に、見出しや箇条書きは、長くなりすぎると画面が読みにくくなります。
一方、ナレーション原稿では、耳で聞いたときに自然で、内容が流れとして理解できる英語が必要です。
画面用の英語をそのまま読み上げるだけでは、説明不足になったり、聞き取りにくくなったりする場合があります。
そのため、今回の案件では、同じ内容でもスライド画面では要点を短く整理し、ナレーションでは語順や文の長さを調整しながら翻訳しました。
工夫 3. PowerPointのレイアウトと字数制限にも配慮
PowerPoint教材の翻訳では、日本語を英語にしたときに文字量が増え、スライド内に収まりにくくなることがあります。
今回も、スライド上の見出しや箇条書きが長くなりすぎないよう、英語表現を調整しながら翻訳しました。
また、翻訳メモリ支援ツールからPowerPoint形式で訳文を反映して直接、pptx出力をおこないます。
それから、実際のスライド上で文字の収まりや見やすさを確認しました。
翻訳だけでなく、PowerPoint教材としてそのまま使いやすい状態に近づけることも、今回の対応範囲に含まれています。
翻訳プラスの対応内容
今回の案件では、以下の作業をまとめてご対応いたしました。
- 社内研修・eラーニング教材の英語翻訳
- PowerPointスライド画面の英語化
- ナレーション原稿の英語翻訳
- 社内制度用語の整理
- 用語辞書への登録
- 翻訳メモリを活用した訳語統一
- PowerPoint形式での訳文反映
- スライド上での文字量・レイアウト確認
- 校正提出
翻訳プラスでは、単に文章を英語にするだけでなく、PowerPoint教材としての見やすさ、ナレーションとしての聞き取りやすさ、社内用語の統一まで考慮して翻訳を行っています。
納品概要
今回、お納めした内容の概要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 案件内容 : | 社内人事制度周知eラーニング教材の英語翻訳 |
| 対象資料 : | PowerPoint教材、ナレーション原稿 |
| 原文量 : | 日本語約24,000文字 |
| 翻訳言語 : | 日本語から英語 |
| 対応範囲 : | 翻訳、用語整理、用語辞書登録、翻訳メモリ活用、PowerPoint確認、校正 |
| 納期 : | 翻訳開始からPowerPoint校正提出まで約2週間 |
| 費用 : | 約46万円 |
※費用は原稿量、PowerPointの編集量、ナレーション原稿の有無、用語整理の範囲、納期によって変動します。
まとめ
大手企業様の社内人事制度周知eラーニング教材を、日本語から英語へ翻訳しました。
今回の案件では、大きく、以下の観点に気を付けています。
- PowerPoint画面用の英語とナレーション原稿用の英語を訳し分け、
- 受講者にとって読みやすく、聞き取りやすい教材になるよう調整。
また、制度用語や頻出表現は用語辞書に登録し、翻訳メモリを活用しながら、教材全体で訳語を統一しました。
👉eラーニングの各言語翻訳にも対応しています
翻訳プラスでは、「研修ツール、映像やeラーニングコンテンツ」などの英語ほか各言語翻訳にも対応しています。
eラーニング分野の翻訳では、単に文章を訳すだけではなく、長さやわかりやすさを考慮した表現が求められます。
今回のようなパワポ画面では、限られたスペースの中で、分かりやすく、見やすく適した英語に整えることが重要です。
翻訳プラスでは、翻訳メモリを活用しながら、用語の統一や将来の改訂にも対応しやすい形で翻訳を進めています。
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