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財務・IR関連

 

財務・IR関連

翻訳プラスは「契約書翻訳(売買契約、知的財産権、代理店契約等)、会社定款、株主総会議事録、M&A、就業規則」などの海外版制作を得意としています。

これまでに20年以上にわたり、多数の契約書や公文書の案件を納め、豊富な実績とノウハウを蓄積しています。同時に、これまで膨大な「翻訳メモリ」(翻訳のデータベース)を構築し保守してきました。

もちろんこのメモリは、お客様固有の知的財産にあたり、他に転用することはありません。重要なのは、どのような内容であっても、適切に「翻訳メモリ」を構築するスキルにあると考えています。

このスキルを持ち、多くの実績とノウハウを有する「翻訳プラス」は、お客様の翻訳に関するどのようなニーズにもお応えします。

財務・IR関連文書における
ローカライズの注意点

1. 正確な専門用語の使用

財務・IR関連の報告書は、専門的な用語や金融の専門知識が多く含まれるため、専門用語の正確な翻訳が必要です。

例えば、「ROE(株主資本利益率)」や「EBITDA(利息・税金・減価償却前利益)」など、国際的に標準化された用語は、そのまま使用されることが多いですが、それに対応する日本語や追加の説明が必要な場合もあります。

2. 文化的な違いに配慮

ローカライズにおいては、翻訳する先の国や地域の文化的・ビジネス慣習に合わせた表現が重要です。

たとえば、日本のビジネス文化では慎重な言い回しが重視される一方で、欧米ではより直接的で具体的な表現が好まれます。

3. 財務報告書特有の形式と
スタイルの維持

財務報告書には、独自のフォーマットやレイアウトがあり、それを守ることが重要です。

特に表やグラフ、フットノートなどは、翻訳後も元の形式が崩れないように調整する必要があります。

4. 一貫性の確保

1つのドキュメント内で使用する用語や表現の一貫性が求められます。

同じ用語が複数の訳語を持つ場合は、翻訳メモリや用語集を活用し、常に統一された訳語を使用します。

5. 法的・規制要件に準拠

財務報告書は、国や地域ごとの規制に準拠する必要があります。

各国で異なる会計基準や法的表現が求められる場合、現地のルールを理解し、それに基づいた翻訳が不可欠です。

たとえば、米国のGAAP基準と国際会計基準(IFRS)では、同じ内容でも異なる表現が求められることがあります。

7. クリアな図表の翻訳

財務報告書には、多くの図表やグラフが含まれており、それらの翻訳は言語だけでなく、視覚的な要素も考慮する必要があります。

例えば、グラフのラベルや注釈は、翻訳後もレイアウトが崩れないように注意しなければなりません。

6. 自然で読みやすい文章

数字やデータが中心となる財務報告書であっても、読みやすさは重要です。

特にIR関連の報告書は、投資家や一般読者に向けた内容も含まれているため、専門用語を適切に解説しつつ、平易な表現で翻訳することが求められます。

9. 質の高いレビューと校正

財務・IR関連の翻訳にはミスが許されません。

したがって、翻訳後には必ずレビューを行い、数値や用語の誤りがないか、文脈が正しく伝わっているかを確認します。

財務に詳しい専門家や法的チェックも推奨されます。

8. 会社固有のスタイルガイドに従う

企業ごとに固有のスタイルガイドやトーンがある場合、それに従うことも重要です。

例えば、フォーマルな表現が好まれるか、カジュアルなトーンで翻訳すべきかは、会社のブランディングに応じて判断する必要があります。

10. 翻訳のスピードと納期管理

IR関連報告書は多くの場合、期日が厳しく設定されているため、納期管理も重要です。

スピードと品質のバランスを保ちながら、期日通りに提出できる体制を整えることが求められます。

まとめ

以上の点を踏まえて、契約書や法律文書のローカライズに取り組む際には、細心の注意を払い、正確性と法的な適合性を確保することが最も重要であると言えます。

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